人は誰もがいずれは死に至ることを知っているのですが、死に方というのかそういうものを何となく気にする感覚があるのかなと。
母親は96歳で亡くなって、死因は老衰と診断書に書かれていたので、ああ良かったねと誰もが言ってくれるのです。
死因が老衰と診断されるのは実年齢が何歳のあたりまでなのか?ふと考えてみたのですが、なかなかはっきりとコレとは言えないですね。
そして、高齢で亡くなればそれは悪いこととしては受け止められずに、かえって大往生のような捉えられ方をするのです。
逆に、若くして亡くなると、何であれ亡くなったことを残念なこととして受け止められるわけですね。
こういうのって不思議な感じがしてしまうのですが、気持ちはわからないでもありません。結局、残された人々がどう感じるかにかかっているのかなと。
死というのは、本人にとっては経験できるものではないし、存在さえしないのです。このことにしっかり気づいていれば、死を恐る必要がないと分かりますね。
ーーーーーーーーーーーーー
こちらの動画もぜひご視聴ください。