「きっと◯◯に違いない」は知らないことと気づくこと

日常の生活の中で、私たちは今ここにいない人たちのことをあれこれ考えて、気にしてしまうということがありますね。

あの時、ああ言われたのはきっとこういう意図があったに違いないとか、友人二人が立ち話をしていたけど、きっと私の悪口を言っていたに違いない等々。

そんなことを考え出したら、きりがなくずっとぐるぐる考えて悶々としてしまうことになるかもしれません。

こうしたことは大小の差はあれど、誰にでも経験があるはずです。この嫌な状況から脱出するにはどうしたらいいでしょうか?

それは、明確に分かっていることと、こうに違いないと思っていることを全く異なることとして分類することです。

「きっと◯◯に違いない」と思っていることを洗い出して、それは事実ではないということにしっかりと気づくこと。

本当に分かっていることを、きっと◯◯に違いないと表現することはできないと気づけばいいのです。

「きっと◯◯に違いない」ことは、分からないこと、知らないことだと理解すること。そのことに気づかずにいるうちに、知っていることにすり替えてしまうのです。

似たような状況で困る事態がやってきたら、このことを思い出してみることです。そして、知らないことを知っていることとして扱ってしまっていることに気づくことです。

これができれば、早晩そこから離れていくことができるはずですね。

ーーーーーーーーーーーーー

こちらの動画も是非ご視聴ください。