この仕事を始めてからずっと言い続けていることがあります。それは、子供にとって理想的な親とはどんな親だと思いますか?ということ。
答えは至ってシンプル。それは、心に余裕のある親です。これほど単純な答えだとは思っていないのが普通かもしれませんね。
けれども、本当にこれだけなんです。これは、逆を考えてみれば明白になります。つまり、心に余裕、ゆとりがない親はどういう親か?を想像して見るのです。
すると、心が忙しく動き過ぎていて、ゆっくりと子供の気持ちに寄り添ってあげることなど到底できるはずがないのです。
あるいは、子供にとっては自分が親の関心事の1番であって欲しいと願っているのですが、それが叶えられなくなってしまうのです。
逆に、お父さんやお母さんがいつも自分以外の何か他の問題に気持ちが向かってしまっていて、こっちを見てくれないと感じるのです。
こうなると、親がどれほど愛情を持って子供に接したとしても、それは伝わらずに終わってしまうことになるのです。
結論として、親が心に余裕を取り戻すことが一番大事なことであり、そのためには人生と戦わないということ。
人生に抵抗しない、正しさを優先しない、自己犠牲を避ける、自分本位に生きる、こうした基本に立ち返ること。
そうして少しずつ自分のペース、自分の自由を取り戻すことで心に余裕ができて、しっかりと子供と向き合うことができるようになるのですね。
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