できるだけ正直になるための実践

非二元の話をするときに、イメージを現実であると思い込んでしまっていることに気づくことがとても大切だということをお伝えしています。

私たちにとって一番身近なのは、やっぱり自分自身だと思うので、自分に対するあらゆるイメージを脇に置くという練習が効果的なのかなと。

そこで徹底的に自分にまつわる情報、データ、記憶などをすべて脇に置いて自分を見つめてみるということを実践してみるのです。

もしも目を閉じた方がいいなら目を閉じてやっていきます。まずやることは、今この瞬間に自分が出現したかのようにするのです。

ここにあるものだけを相手にするのです。自分にまつわるあらゆる属性を使わないようにするのです。

「自分の◯◯」をすべて却下していくと、後に残るものはどんなものでしょうか?自分は人間だという証拠はどこかにあるでしょうか?

自分は個人だという印は?自分は生きているという証は?自分の大きさは?形は?どこにいる?

これらの質問には一切答えられなくなるはずなのです。もしも答えられるとしたら、まだ情報を利用してしまっていることに気づくことです。

私たちは、本当のところ自分が何なのかを全く知らないということに気づくことになるのです。これがリアルなのですね。

こうした実践を地道に繰り返していくことで、自然と普段絶え間なく使い続けている古くからある自己イメージが、崩壊していくことになるのですね。

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