非二元の探求?を続けている間に、何がリアルで何がイメージなのかを見極める練習をいつもするようになったのですね。
リアルでないものとは、記憶、イメージ、幻想、妄想、概念、観念、信念、作り物、でっち上げ、いくらでも言葉が出てきます。
つまり、このくらい私たちの毎日というのはリアルではないものに囲まれているということ。それなしでは生きられない。
誰にとっても一番大切なもの、それは「私」ですね。これもイメージなんです。生物、動物、人間というのもみんなイメージ、概念なのです。
もちろん個人というのも概念。人生というのも概念なのです。仮想的に作られて、みんなで共有しているだけで本物のように感じてしまうのです。
リアルなもの、概念ではないのは、直接の体験だけ。直接の体験に留めておくことができれば、リアルのなんたるかに気づくのです。
あのバラの花は綺麗だなあ、と口をついて出る前の感覚。その後の思考の答えを受け取らないようにする。これだけがリアル。
そしてそこに常にあるのは、「ただある」ということ。言葉を変えればただ「気づいている」ということになります。
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