非二元の探求をしていて、一番悩ましいのは体感が得られないというところなのではないかと思うのですね。
それはもちろん私自身も同じで、「なるほど!」とピンと来たからといって、それが自分の体感として得られなければ、満足はできないからです。
最近やっていることは、目を閉じた時に自分の位置というものがなくなってしまうというワークを実践しているのです。
身体という実体がないと重々分かっているのに、それなら位置がなくなるはずと思っていても、自分が今どこにいるかを常に把握しているのです。
そこから抜け出したくて、とりあえず目を閉じた状態で色々検証しているのですが、これがなかなか思うような成果が出てくれないのです。
時としてうまくいく時には、全くどこにいるのかが分からなくなってくれることもあるので、またそれを経験したいと願ってしまうのです。
それがちょっとした苦悩を生む、いつもの人間のパターンですね。こうして顧みてみると、探究そのものが自我を強めるというのは納得できます。
とはいえ、辞めるわけにもいかず、こんな毎日を結局は楽しんでいる自分がいるということでしょうね。
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