昨日のブログでは、身体は単なる見かけだけで実際にはない、ということを明確に気づけるようになったということを書きました。
そしてそれは、目を開けている状態であっても分かるようになったのですね。つまり、身体のようなものが見えていてもということ。
そして、その一方ではまだ自分が身体の中にいるような気がすることは継続しているということも書きました。
その理由の一つについてはっきりしたことがあるのですが、それはこの二元の構造をイメージしているままだからだなと。
つまり、ここから向こうを見ているという感覚があるのです。そして「ここ」というのは身体のある場所なわけですね。
だから、身体と私の居場所が一つであるがために、身体の中にいるという感覚が拭えずにいるということだったのです。
身体はないということがはっきりしたとしても、こうした二元構造を抱えたままであることで、身体の中にいる感覚を生み出し続けていたのです。
理由がはっきりしたので、二元構造が空想に過ぎないことを意識するようにしてみようと思います。
要するに、「ここから向こうを見ている」→ 「色や形(という経験)が起きている」と気づいていればいいのですね。

