音を通して気づきを見る

今回は聴覚に特化した非二元のワークをやってみたいと思います。

ステップ 1: 静かに耳を開く

今の環境にただ耳を向けてみてください。エアコンの音、鳥の声、車の音、部屋の物音…どんな音でも構いません。

ステップ 2: 音はどこにありますか?

• その音は「外」で鳴っているように感じますか?

• あるいは「頭の中」で聞こえているように感じますか?

• もう少しよく観察すると、音はただ「現れている」だけで、実際に「内」と「外」の区別はありません。

音は「気づき」という開かれた場にただ現れている、と見えてきます。

ステップ 3: 聞いているのは誰?

• 音は現れています。

• では「それを聞いている誰か」は見つかりますか?

• よく探すと、「聞いている私」という中心はなく、ただ音が起きては消えているだけです。

ステップ 4: 音も感覚も同じ場にある

以前に実践した「身体感覚」も、今の「音」も、どちらも区別なく同じ場に浮かんでいます。

どちらも「気づきのスクリーン」に現れては消える現象にすぎません。

ステップ 5: ただ休む

しばらく「音がある/ない」「感覚がある/ない」を追わず、すべてが自然に現れては消える気づきの場にくつろいでみてください。