急に気候が暑くなったせいか、何となく身体がだるくて仕方ありません。こうした外気温の変化に身体がついていけてないなあと感じることは今までにもよくありました。
ところが、クライアントさんを前にしてセッションをしているときには、不思議と大丈夫な状態になるのです。というより、身体のことを若干忘れてしまうといったほうがいいかもしれません。
こうしたことは誰でも経験していることで、明らかに風邪を引いて高熱が出ているとか、具体的な病気の症状があり、それがとても辛いような場合を除いては、その間だけは元気になってしまいます。
自分でもゲンキンなものだなあと思うのですが、それでも意識的にそうしているわけでは決してないので、セッションが終わるとまた具合の悪い状態へと戻ってしまいます。
そういう意味からすると、仕事というのは本当に自分にとって助けになってくれるものなのだなと思うのです。
勿論、いやいや続けている仕事の場合であったとしたら、そうはいかなくなるかもしれませんが、自分の場合はある意味とても楽しむことができるので、そういった現象が起きるのだと思っています。
本当だったら、気分のすぐれないときには仕事をせずに、一人静かにしていたいと思うのが当たり前なのでしょうけれど、私の場合はそうではないということです。
適度にクライアントさんとの時間を持たせていただくことが、健康上とてもいいし、自分にとって大事なことなのだとつくづく感じるのです。
身体のことばかりではなくて、クライアントさんが抱えておられる様々な問題を疑似体験させていただくことによって、とても多くの経験をさせてもらえるという利点もあるのです。
セラピストという仕事を大変な仕事だと思ってる方が沢山いらっしゃるのを知っていますが、実は自分にとってはメリットばかりなのです。
明日も私の健康と貴重な経験のために、クライアントさんが来てくださることに感謝せずにはいられません。