突然ですが、あなたは怒りを楽しんでいますか?
怒りという感情に対して、強く敵対視してしまうと、それをあるがままに感じることが難しくなってしまいます。そうなる理由も様々あるのでしょう。
例えば、幼いころに親にひどく激怒をぶつけられて、自分は絶対あんな人間にはならない!と決意したりすると、怒りを悪者として扱うようになるのです。
けれども、怒りそのものは恐怖や悲しみなどと同じ、単なる感情のうちの一つに過ぎません。怒りを感じることはごく普通の当り前のことなのです。
怒りを否定的な目で見ることをやめると、怒りという感情を楽しむことすらできるようになります。怒ることは、一つのレジャーのようなものになるのです。
本当は大して怒ってもないのに、怒っているようにして密かに楽しむということもできます。そのような怒り方をしても、いやな気持ちになることもありません。
もっともっと怒りをふつうのものとして見ることです。そうしたら、わざわざ怒りを相手にぶつけることもなくなって、ただ怒りの風味を楽しむ余裕すら持てるようになるのです。
悲しみをしっかり味わうと、何とも言えない深みのようなものがあることに気づくのと同じなのです。どんなものであれ、敵対視をやめると、何かがフワッと変わり出します。