決断せずに、決まっていくに任せる

何かを決断しなければならない時というのは、必ずやってくるものですね。私の場合は、どうも即決というのか、ほとんど深く考察もせずに決めてしまうという傾向が強いようなのです。

かなり高額のものを購入するというときでも、そこそこ迷っているふりはするものの、実はすでに心づもりができていて、結局は最初に決めたようになるのです。

つまり、決断するのにあまり頭を使いたくないということなのでしょうね。だから、決断するのになかなか決まらずに悩むということの経験が本当に少ないのです。

もしかしたら、本当のところ決断などしたことがないのかもしれません。ただなんとなく、決まっていくに任せているということなのかもしれません。

ところが、最近セッションルームをもう少し広くしたいと思い立って、あれこれ検討してみたものの、選択肢ばかりが増えてしまって、一向に決める気配がないのです。

こんなことは人生の記憶の中でも本当に初めてと言ってもいいくらい、珍しい状態に陥っているのです。で、気が付いたのですが、本当はこのままでいいと思っているのかもしれません。

優柔不断というのか、勝手に決まっていくに任せるいつもの方法にそろそろ戻ろうと思っています。決断ができないその位置にいつまでもいたいのかもしれません。

いずれにしても、愛を持って放っておくやり方に戻すことで、きっとどこかで決まっていくことになるのでしょうね。人生とは本当に不思議なものです。

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