今日はちょっとだけ世の中の法則について書いてみたいと思います。
例えば、あるジャンルで弱小チームと最強チームがあったとして下さい。最強チームは、試合に沢山勝てるので、お金を潤沢に持っているスポンサーが沢山ついてくれます。
従って、チーム自体もお金持ちになるために、その資金を使ってより優秀な選手を獲得することができるので、更にチームの力は強くなるということです。
その一方で、弱小チームはすべてがその逆になるわけで、勝てないチームに大金を出して、スポンサーになってくれるような物好きはそれほどいないはず。
従って、チームは資金繰りが難しくなって、優秀な選手を獲得することができず、結果として試合に負ける弱小チームのままでいることになる公算が大なわけです。
こうした不公平?を是正しようとして、日本のプロ野球ではドラフト制というものが導入されているわけですが、それでも丸ごと解決したわけではありませんね。
私はそれを不公平とは思っていません。当然起こるある種の法則のようなものだと思うのです。こうした法則の中で、弱小チームが最強チームへと変化するためには、ある種のミラクルが必要なのです。
年棒の安い選手が、奇跡的な活躍をするなどしてチームの勝利に貢献することで、まれにそのミラクルはやってくることがあるのです。
実は、人生にも似たようなことがあるのです。幼少期に心に深い傷を負ったために生き辛さを抱えていると、人との関わりもうまく行かなくなって、より一層不運な人生を呼び寄せてしまったりするのです。
傷が少ない人は、気持ちよく楽に毎日を過ごしているから、それがさらに幸運を呼び寄せてより満ち足りた人生を生きることができたりするのです。
辛く苦しい毎日を送っている人は、どこかでミラクルを起こす必要がどうしてもあるというわけです。けれども、ミラクルはただ待っているだけではやってきません。
勇気ある一歩を踏み出すことこそが、可能性がないと思っていたミラクルを引き起こすことに繋がるのです。それには、自分の力を過信するよりも、信頼できる誰かの力を借りるという方法もあることに気づくことです。
本当はミラクルではなく、理にかなった癒しの方法を体得していくことで、ミラクルは当然のようにやってきてくれるのです。はい、セッションの宣伝?でした。