無と全体は同じもの

あるものを限りなく小さくしていくと、それは極小ということになりますね。一方、限りなく大きくしていくと、それは極大ということになります。

極小を言い換えれば無であり、極大は全体と表現することができますが、この互いに両極にあるものは、実は一つものなのです。

無も全体も、ともに大きさがなく、位置というものもなく、つまり見つけることは不可能なのです。それはあなたに対しても言えることなのです。

もしも、あなたが身体でもマインドでもないと気づいたとします。そうなったら、あなたはあなたがどこにいるのか分からなくなるはずです。

それは、あなたが無であり、全体だからです!

それがあなたの本質なのです。