「ただ在る」ことを味わってみる

次のoshoの言葉は肝に銘じておくことですね。

『自然になりなさいと言うとき、私はただこう言っている。”なる”ことを止め、”ある”ことのなかに落ち、くつろぎなさい。あなたはすでにそこにいる!』

私たち自我は、「なる」ことにしか興味を持っていないようです。幼い頃からずっと、あなたはどんな人になるの?と言われて育つのですから。

周りの親や先生などの大人たちが、こぞって子供達の未来ばかりを取り上げるのです。だから「なる」ことがとても大切なことだと思い込んでしまっても無理ないのです。

何者でもない幼い頃の自分が、「大人」になると同時に何者かへとなっていくというイメージが満載なのです。

それに比べて「ある」ことを意識に上げられる人がどれだけいるのか?笑ってしまうくらい、怪しくないですか?

私はこの仕事をするようになって初めて、「在る」ことの重要性に気づいたのです。「ある」ことは決定的です。

どんなことよりも素晴らしい。そこにはどんな修飾も必要ないし、誰と比較されるようなものでもありません。

「ただ在る」ことの中に坐って、静かにその感覚を味わい尽くすのです。それはもう立派な瞑想と言ってもいいでしょうね。

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