使命感の塊のようなおじさん発見

事務所から借りている駐車場までの道のりを歩いている時、新築の家の外構工事などで狭い道を通行止めにしていたのです。

そういう工事があると、大抵は交通整理などの人が立っていて誘導してくれたりしますね。その時もいたのです。

道といってもごくごく狭い道で、クルマも通れないような場所なのですが、その道への入り口にそのおじさんは立っていたのです。

歳のころは、75歳から80歳くらいかなと。ヘルメットを被って、誰も入ってこないようなところで異常なほどに周囲に目を配っているのです。

あれ、何だか変な人なのかなと思ってみたり、けれどもとにかく周囲を満遍なくずっと注視している姿があったのです。誰もいないのに。

その後、違う道を通って駐車場の方に行く途中、狭い道の入り口に立っていたおじさんが今度は出口の方に向かって走ってくるのが見えたのです。

何をするのかと思ったら、ただ侵入禁止の立て看板を撤去するだけなのです。なぜ、あんなに走ってこなければいけないのか?

思い出したら、今ちょっと胸が熱くなってきました。多分、物凄い使命感があの人を突き動かしているのだろうなと。

ただ一人、誰に見られる訳でもないのに、すごい迫力で職務を全うしようとする姿に感動しました。日本はまだ捨てたもんじゃないですね。

もしかしたら私のコンフォートゾーンが少し変化したのかも。これまでスコトーマされていた部分に光が当たるようになったのかも。そうなら嬉しいのですが。 

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こちらの動画もぜひご視聴ください。

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