どんな漢字でもいいので、それをじっと見つめていると、そのうちにそれが漢字とは思えないようになって、読めなくなってしまう現象があります。
それをゲシュタルト崩壊と呼びます。皆さんも、大抵は経験したことがあると思います。ゲシュタルトが崩壊するとはどういうことか?
要するに、私たちは漢字一文字を読む時に、部分部分を見てそれをまとめて一つの漢字と認識するわけではないのです。
部分部分から全く異なる全体としてのなんらかの意味を生み出して、それを一つの漢字として認識しているのですが、それをゲシュタルトというのです。
そのゲシュタルトが崩壊してしまうから、その漢字が漢字としての意味を失ってしまって、読めなくなるというわけです。
漢字に限らず、私たちは沢山のゲシュタルトを無意識的に作り出して、その認識の上で生活をしているのです。
視点が高くなると、それまでバラバラにしか見えていなかったものが、一気に全体として意味を持つようになることがあります。
ということは、視点が高くなることで新たなゲシュタルトが生み出されるということです。そのゲシュタルトによって、新たな気づきがやってくるのです。
そう考えてみると、自分の波動が上がって次元さえも上がっていくなら、当然のこと視点が高くなり、新たなゲシュタルトが作られて気づきもやってくるようになるのですね。
より高次の存在が、私たち地球人よりも多くのゲシュタルトを持っていると考えれば、我々には考えも及ばない気づきを持っていても不思議ではないですね。
ーーーーーーーーーーーーー
こちらの動画もぜひご視聴ください。