今日も osho の言葉から始めてみます。
『それが各時代を通じて人々がやってきたことだ
彼らは自分自身を変えずに、天国にあこがれる
だがどこへ行こうと彼らは地獄を生み出す
彼らが地獄だ
それはどこかに天国を見つけるという問題ではない
自分のなかにすでにそれを持たないかぎり、あなたはそれをどこにも見出すことはない』
そんなことはない、天国に行けば誰だって幸せになることができる、そう感じているとしたら考えが浅いということですね。
仮にあなたのマインドの中が暗くて、嫉妬や恨みなどで占有されていたとして、それにそぐわない天国に行けたとしたらどうでしょう?
しばらくの間はいいでしょう。あなたはやっと憩いの場所を見つけることができた、やっぱり天国に来れれば誰だって幸せになれる、そう思うかもしれません。
けれども、やがて時が経つにつれてあなたのマインドの中の内容物がドロドロと外側へと染み出してきて、あなたの周囲を変えていくのです。
人は必ず自分のマインドに見合ったコンフォートゾーンを作り込んでしまうのです。もしもそれができないとしたら。
今度は、あなたが自ら天国から逃げ出して元いた場所へと戻ってしまうでしょう。それが心理的ホメオスタシスの働きです。
私の表現を使えば、「エネルギーは友を呼ぶ」ということになります。あなたの周囲に起きている事象というのは、あなたのマインドの投影なのです。
時間差は起きるかもしれませんが、早晩いつものあなたに戻ることになるはずです。外側ではなく、内側を見つめることですね。