意識はこの3次元のものではない

人は死にゆくときに、それまでずっと人生で「これが自分だ」と思っていたものから離れていくのだと、oshoが言っています。

私自身もその通りだろうなと思うのです。実は、意識というのはこの3次元のものではないからです。

多次元に渡って繋がっているものなのだろうなと。この3次元をそのままに知覚するためには、より上位の次元でなければならないからです。

そのことについて、一つ次元を下げて説明してみます。2次元が平面であることは、周知の事実ですね。

2次元の紙の上に何かの文字を書くとします。その文字を文字として把握するためには、3次元空間から眺める必要があります。

2次元の中に住んでいる人からすると、視点によって変化してしまう複数の線分のようにしか見ることができません。

文字を書いた紙の面に水平に見れば、そうなることは想像できますね。つまり、2次元に書かれている文字を認識するためには、3次元が必要なのです。

それと同様にして、我々がこの3次元を認識するためには、時間を含めれば5次元以上の次元から見なければならないわけです。

これが、私たちの本質が5次元以上のものであることを物語っているのです。死んで肉体が滅びれば、残ったものは3次元から離れていく感覚になるはず。

そのことをoshoは説明してくれていたのですね。