自分で分かったつもりになっていたことであっても、改めて他人からそのことを聞かされて認識を新たにすることってありますね。
昨日ある動画を見ていて、それを思い知りました。それは、「目の前にすでに展開されているものを、正直にただ見てみる」というものです。
自我というのは、無数の思い込み、観念、概念、そう言ったもので認識を嫌というほどに歪ませているのです。
ただ見てみるということがどれほど難しいかを知っていたのですが、やはり気付かぬうちに忘れてしまっていたようです。
自分では忘れていたわけではないという言い訳をしたくなるのですが、だとしてもそれを意識せずに生きていたなら同じことです。
自我のやり方というのは、例えば身体に痛みを感じれば、自分が痛いと感じていると解釈してしまうということです。
けれども、本当は痛みという感覚が起きているだけなのです。自分が何かを考えていると思っているなら、本当は思考が起きているだけだと。
自分が歩いていると思ったとしても、歩くという行為がただ起きているのだと。こうやって、自我を追い詰めていくのです。
自我としては、居心地が悪いのでなんとなく忘れさせてしまうということを裏でやっているのでしょうね。
知らない人の動画で思い出させてもらえたので、また地道にこれを続けていこうと思いを新たにしました。皆さんもぜひ試してみてくださいね。
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こちらの動画もぜひご視聴ください。