子供の頃から特に興味のある分野というものが見当たらないという自覚があって、社会の中でどう生きていけばいいのかが分からず。
それでも人並みの人生を送っていけばとりあえずのカッコは付くだろうと。そうやって、無理をした結果途中で社会から脱落したのです。
そこで今度は内面的な、精神的な目標を作って地味に成長していくということを自分に課してやってきたのです。
具体的には、自分の本質に気づくということだったり、覚醒するということだったりしたわけです。
ところが、ターゲットが何であれ、それは目標に向かって進んでいくという意味では全く同じ生き方だったのです。
さらに悪いことに、その目標設定が根本からして間違っていたということに今頃になって気づいてしまうとは。
とうとうここへきて探求が出来なりつつあるのです。探求が手詰まりになってしまうと、もう本当に何の目標も持てない人生になります。
そろそろ年齢的にはそれでもいいのかなと。自分の本質も、覚醒もどちらも「ない」ということが決定してしまったのです。
本当に無目的な人生というのに突入することになりそうな気配です。まだ少しだけ探求が残っているのですが、きっとそれもそのうちには消滅しそう。
有り余る時間を探求なしで、一体どうすればいいのかなと。