物語の外に因果はない

これまでセラピストとしてやってきた心の癒しというのは、いつも言っていたように自我の癒しのことだったのです。

自我の病んだ心を癒して少しでも生きやすい人生になっていきましょうということです。そしてもう一つ、自我からも離れていけたらいいですねと。

苦しみの元は全て自我が作り出しているからです。ところで、自我というのは仮想的な存在であることもこれまで色々な形で伝えてきました。

自我は思考でできているよとか、だから思考が止まっている間は自我は活動できない等々。こうしたことの全ては物語だったのですね。

自我そのものが物語の中でしか意味を持たないものなので、自我の癒し自体も物語の一つに過ぎなかったということです。

こうした物語は今後もずっとなくなることなく続いていくのでしょうけれど、もう一方で物語は物語として置いておく。

そして物語とは全く別の世界へと好奇心が移っていく感じがしています。その結果がどうなるのかは分かりませんが。

物語に何らかの影響が出てくるのか、それとも何の影響もないのか。きっと後者になるような気がします。

なぜなら、因果があるのは物語の中だけだからですね。

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