自分の気づきと変化について

諸行無常というように、物事は常に変化し続けているというのはごく自然なことですね。それは私たち人間にも当てはまります。

とは言っても、しょっちゅう言うことが違うようであれば、誰からも信用してもらえなくなってしまいます。

要するに一貫性がないねえということになってしまうからです。それはよく分かった上で、今回ある告白をしなければなりません。

それは、私が日頃皆さんにお伝えしていることの根本の部分の考え方、こうだと思っていたことを撤回することになりそうだからです。

もちろん、メインの心の癒しについては基本変わることはありませんが、その背後にある私が真実だと思っていたことが変化してしまったのです。

自分の本質は意識だとか、全体性だとか、あるいは瞑想によって覚醒へと向かっていくといったことがなくなってしまいました。

あるいは、大好きだった宇宙の原理だとか、ハイアーセルフだとか高次元の存在など、スピリチュアルなことにも食指が動かなくなってしまいました。

その原因はある小さな気づきが起きたからです。ずっとこれまでなんだかんだ言って自我ベースの発想だったんだと気づいたのです。

その代わりに、この世界には何もないというかなり究極の事実に気付かされたのですね。だからと言って、人間である私自身には特別な変化は起きていません。

ただ、なんらかの形で気づいたことが活かせればいいのになとは思っています。できれば今後も変わりなくセラピーを続けていけたらとも思っています。

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