宇宙の中にいたはずなのに

この宇宙はだいたい138億年前にめっちゃくちゃ大変な爆発が起きて始まったとされていますね。高密度のピカピカの状態だったと。

その時は針の先よりも小さかったと思っていたのですが、今はそうでもないらしいですね。単に密度が高かっただけで、無限に大きなものはどうであれ無限に大きかったのだろうと。

そんなことを考えていると、とてもロマンを感じたりしますね。その一方では、そういう宇宙なんてないんですね。

子供の頃に、地球の大きさから始まって、太陽やその他の恒星の大きさを比べて、途方もない大きさに驚愕したものです。

私たちの太陽系が所属する天の川銀河には、数千億個の恒星があり、それをはるかに上回るような超巨大な銀河が宇宙には無数にあるのだと。

子供の頭では処理しきれずに、しばし思考停止状態になっていたような記憶もあります。そんな素晴らしい宇宙がないなんて。

とんでもないことに気づいてしまったなあと。宇宙がなければ、この宇宙に含まれているあらゆるものもないということですね。

素粒子から構成されるこの宇宙ではない、他の何かがあると言うことです。なんなのかは皆目分かりません。

それなのに、毎日の生活はなんの変化もなく淡々と続いていくように見えますね。それも不思議だなと。

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