この世界には実体がないという気づきがやってきてから、非二元と呼ばれる世界へと迷い込んでしまったようで。
こういう表現をするにもちょっとした勇気がいるのです。なぜなら、実体がないはずの誰かが迷い込むなどということは不可能だからですね。
昨日のブログでも触れたことですが、非二元というのは非常にシンプルで、シンプル過ぎてかえって分かりづらく感じてしまうのです。
悲しみや怒り、あるいは不安などを感じるのは実体としてはないのですが、体験としてはリアルなものですね。
あなたが街を歩いているとして、街を歩いている体験はリアルなものですが、歩くという行動はイメージでしかありません。
歩くという物理的な行為は、物理的な身体が必要になるのですが、身体という実体もないし、街という実体もないからです。
数ヶ月前にこんな話を誰かから聞いたら、まるで訳のわからない意地悪な禅問答のような印象を受けてしまうかもしれません。
けれども、リアルなこと、現実というのははっきりしているのです。それは、どうしようもなくただあるからですね。
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