「二度あることは三度ある」という言葉があるように、似たようなことをどういうわけか繰り返すという経験は誰にでもあるはず。
それが、自分にとって都合のいいことであれば良いのですが、きっとこのことわざを作った人はあまり嬉しくないことが重なって起きた経験をしたのではないかと。
「泣きっ面に蜂」程度だとまだいいのですが、もう何度もこれでもかという具合に、嫌なことが立て続けに起きることがあります。
そんな時、それを周りの誰かのせいにしたくなるかもしれません。なぜなら、自分には思い当たることがないからです。
というよりも、明確に誰々がこんなことをしでかしたとか、何かをされてしまった等々。それがはっきりしてしまっている場合だってありますね。
そんな時、この世界には自分しかいない、というのを思い出してみると、ああ自分中心のこの世界だったなあと。
そうなると、誰かのせいにはできなくなってしまうのですね。何せ、他人として見えている存在は、自分の人生物語の中の配役でしかないからです。
さて、そうなったときにこの理不尽極まりない嫌なことのオンパレードとどう向き合ったらいいのか?
一つには、しばらく待てば必ずそこから抜け出すことになることは分かっているので、心静かにそれを待つ。
もしくは、自分の心の反応をつぶさに見て、それがバカバカしく感じられるようになればいいんだなと理解すること。
そんな大人の対応ができればいいなと何歳になっても思うものですね。
ーーーーーーーーーーーーー
こちらの動画もぜひご視聴ください。