非二元に近づくためのヒントとして、「概念を脇に置いてみる」というような表現をすることがあります。概念が邪魔をするよという意味で。
概念を概念と見抜いて、それを使わないようにしてみるということですね。概念とはイメージだからです。
あらゆるイメージを脇に置いて、リアルなこととの見分けができればなんとなく非二元がわかりやすいのかなと思うからです。
たとえば、ここにリンゴがあるというときのリンゴという言葉は概念です。では、ここに何かがあるという場合はどうでしょうか?
何かがある、何らかのモノがあるというのも実は概念です。やっぱりそれはイメージなんですね。
そして、そのイメージ自体がリアルであって、イメージの中身で言っていることはリアルではないということです。
ここにリンゴがあると感じていることだけがリアルであって、ここにリンゴがあるというのはイメージです。
非二元では、リンゴに限らずあらゆるモノの実在性については一切触れません。なぜなら、それはイメージだからですね。
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