山の奥にヤマタノオロチという怪獣が住んでいて、満月の夜には人をさらいに下界に降りてくるので、外出しないようにしないとね。
こういう噂話が広がっていくのは、私たち人間がイメージを共有することができるという、稀有な能力を持っているからです。
この能力はホントに大変強力なもので、みんなで懐かしい昔話に花を咲かせたり、未来への期待を共有したりできるわけです。
それの最たるものが、科学の立場です。科学は、多くの人に共通する客観的データに基づいて進歩発展してきました。
けれども、その客観的データというのは、実はイメージだと言ったら驚くでしょうか?そりゃそうですよね。
科学が一番相手にしないのが主観的情報、つまりはイメージだからです。でもやっぱり、客観的データ、客観的事実というのはイメージなんです。
なぜなら、それはリアルではないからです。今目の前に客観的事実があるのか、実際に検証してみてください。
あるのは、理由なくただあるものだけ。それしかありません。それだけがリアルなんです。(私の身体にできた発疹の)痒みはリアル。
ちょっと耐え難いレベルですが、非二元的には誰かが痒がっているという訳でもなく、ただ痒みがあるということですね。
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