起きることへの正直な反応と冷静さの二重性

これまで本当にたくさんのクライアントさんの人生を知って、疑似体験のようなものをさせてもらってきたと思うのです。

セッションをする時には、いつも自分がクライアントさんの子供の頃の日常を一緒に体験しているような気分になるのです。

そこでは、自分自身の過去にはとても経験してこなかったようなあらゆる経験が盛り込まれていて、本当に驚くことばかり。

そして過去に起きたことだとは分かっているものの、そこに入り込んでご本人と同じような気持ち、気分を味わうのです。

とは言っても、もちろん擬似的なものに過ぎないので限度はあるのですが、それでも一時的にはそこに入り込むことができます。

そして、どうやって生き抜いてきてくれたのかなと思って感嘆したり、あまりの辛さに身悶えてみたり。

そういう体験を繰り返してきたせいなのか、体験をしながらもそれを冷静に見つめる二重性を身につけたのかもしれないなと。

だからいつも感情に支配されることなく、癒しの観点から物事を見ることができるのです。それは本当にクライアントさんの人生のおかげなのですね。

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