爆音の中での静寂

先日久しぶりに、MRIを受けました。4.5年前に生まれて初めて受けて以来、今回が2度目になるのですが。

自分の記憶がかなり曖昧なようで、もうかなり忘れてしまっていたのです。前回は、間違いなく造影剤を血管注入したはずが。

今回はそれもなくて大丈夫なようだったのが不思議です。検査係の人が予め40分くらいかかりますと教えてくれたので、それが助けになりました。

ヘッドフォンから聞こえる爆音に耐えながら、とは言え暑くも寒くもなくただそこに横たわっていればいいだけなので。

最初のうちはやや緊張気味だったのですが、そのうちには穏やかな気持ちの方が大きくなってきて助かりました。

右から聞こえる爆音のことも気にしないでいられるようになって、左から聞こえるうっすらとした音楽もどうでも良くなり。

そろそろ30分くらい経ったかなと思っているうちに、突然のように終わりましたという声が聞こえてきたのです。

予約もせずに初診当日にさっさと済ますことができて幸運でした。それにしても、もう少しだけあの爆音を小さくすることはできないものかと。

正式な所見はまだですが、医師の目視によれば特には問題がないとのこと。ならば早く病院から脱出して日常を取り戻したいと思うのでした。

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