すべての感覚は時空に依存しない

非二元の話をしていると、必ず時間も空間も存在しないということが出てきてしまいます。これは、想像を絶することですね。

それは無理もありません。私たちは、この空間というものをベースとしてこの世界があるというように思っているからです。

だから、時空がないと言われたらどんな想像もできなくなってしまうのです。世界そのものが成立しないからですね。

それなのに、じゃあ非二元では一体何を言っているのか?ということですが、それは時空に関わらないモノだけが残るのだと。

つまり時空が全くなくても、感じ、感覚だけはあるんだなということがわかります。言ってみれば、夢のようなものです。

夢も、実体は何もないのに感覚だけはリアルに感じることができるわけです。ただし、非二元では夢を見ている主体もいないんですけどね。

時空から独立しているということは、「感じ」とか「感覚」というのは、位置もないし、大きさもないし、境界もないということ。

例えば、「私がいる」という感覚に対しても同じことが言えて、この私には位置もないし大きさも境界もないのです。

だから、個人としての私が妄想だということが分かりますね。

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