この世界は思っていたようなものではなかった

私のYouTube動画の「非二元のお話」再生リストの中の一番古いものが、昨年の10月18日の投稿のものでしたね。

ということは、もうすでに半年以上もずっと非二元の話をし続けてきたわけですが、我ながらよく続くなあと。今月中には間違いなく100本を超えますね。

思い返してみると、そのきっかけは昨年の9月ごろに、ものには実体がないということに気づいてしまったことです。

もっとわかりやすく表現すると、この世界が思っていたようなものではなかったということで、これは本当にびっくり。

今思うと、なぜ実体ありきでこの世界を見ていたのかなと。私が思うに、その方が安心できるからなんだろうなと。

人間は不安よりも安心が好きだし、不安定なものよりも安定していることを好むのです。不確定さよりもカチッと確定している方が気持ちいいのです。

そのほうが確実に安心感を味わえるという特性があるからなんでしょうね。けれども、現実の本質は人間を安心させるためにあるわけではなかったのです。

存在とか、実在というのが単なる概念でしかなかったわけです。この世界という実体がないのですから、自分という存在も架空のものでしかなかったということ。

残りの人生があるなら、自分がこの先どんな生き方をしていくことになるのかと考えると、ちょっと楽しみでもありますね。  

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