何も分からないし、何も理解できない

最近つくづく思うのですが、確かなものなんて何一つないなあということ。すべては不確定だし、なんだか分からないのです。

これが本当のところ。私たちはいつも安心したいがために、自分のことも騙そうとして、何かを理解していると思おうとするのです。

分かっている、知っている、理解できている、把握している。このように思うことで、落ち着くし安心するのです。

けれども、それがすべて作り物の中でのことだったと気づくと、馬鹿馬鹿しくさえなるのです。何も分かってはいなかったと。

そして、分かることなど到底無理なことだとも気づくのです。何も知らない、何も理解できないし、何も分からないのです。

このことに気づくと、今度は逆に肩の重荷をおろすことができて、完全なる平安がやってくることになるのですね。

これは気づかなかったですね。理解しようとすることに必死過ぎて、まったく取り逃していたということに気づくのです。

現実の本質とはそういうものだということ。どうもがいても、どれだけ努力しても、どれほど頑張ってもここは変わらない。

この不可能性に気づくと、逆に落ち着いて穏やかな状態でいられるようになるのです。早く気づいたほうが勝ちですね。

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