曖昧さが入り込む余地がない

目に見えないものはまったく信じないと豪語する人たちがいて、私は幼い頃から本当にびっくりしていました。

何でそんなアホなことが言えるんだろうと。心だって見えないし、エネルギーだって、電波だって見えないものは山ほどあるのに。

それなのに、見えないものは存在しないとか、信用できないと言い切ってしまう人のことを頭が悪いなと思っていたわけです。

ところがです。非二元をじっくり見つめている間に、気がつくと見えないものが「ある」というのはイメージだとなったのです。

それは全ては、現れだということに気づいたからです。だから現れてもいない何かがあるということにはならないのだと。

面白いものですね。非二元では一切の想定というものを排除します。だから、そこには「◯◯のはず」というのがないのです。

現れしかない、それしかないのですから心とか、エネルギーとか電波なんてものは消えていってしまうのです。

もう少し正確に言うと、知覚できないものはないということ。音や香りなどは現れとしてあるけれど、空間や時間もないということに。

そんなふうにして、非二元はとてもシンプルだし明確なのです。少しの曖昧さもそこには入り込む余地がないですね。

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