「身体=私」という囚われから自由になるための日常的なワークをご紹介します。是非試してみてください。
1. 目を閉じて手の位置を感じるワーク
• 目を閉じて、片手を持ち上げてみる。
• 「ここに手がある」という感覚をただ観察する。
• その感覚は「固定した物体」ではなく、実際には 重さ・圧力・温かさ・空間感覚 といった生の現れでしかないと気づく。
👉 「手」という物語がなくなったら、ただの感覚が気づきの中にあるだけ。
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2. 座って体全体をスキャンするワーク
• 椅子や床に楽に座って、目を閉じる。
• 足の裏 → 太もも → お腹 → 背中 → 肩 → 顔 … と順番に「そこにある感じ」を観る。
• 各部位の感覚をただ感じるだけ。
• 全身を感じ終わったら「境界はどこにあるのか?」を静かに探ってみる。
👉 すると「身体の輪郭」がぼやけて、全体がただの気づきの流れに溶け込んでいく。
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3. 「所有者を探す」ワーク
• 足を少し動かしてみて、「足が動いている」という感覚を感じる。
• そのとき「誰が足を動かしているのか?」と問いかける。
• 見つかるのは「動いている感覚」だけで、所有者(私)は見つからない。
👉 動きも感覚もただ起きているだけ と直感される。
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4. 呼吸と身体の広がりを感じるワーク
• 目を閉じて呼吸を数回感じる。
• 息を吸うときの胸やお腹の広がりを観察。
• 「呼吸をしている私」ではなく、ただ「広がりと縮み」が現れては消えていることに気づく。
👉 身体も呼吸も、ただ気づきのスクリーン上の波にすぎない と感じられる。
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