自分は身体ではないという明確な経験

先日脊椎麻酔での手術を経験したのですが、上半身は何ともないのでごく普通に術中でもお医者さんや看護師さんとお話ができるのですね。

聞いた話では、局部麻酔の方が全身麻酔に比べると麻酔が切れていく時間が長いため、痛みをあまり感じずに済むと。

ああそれは良かったと思ったのですが、術後の具合の悪さは色々あって、コレはどちらが良いというわけでもないのかなと。

私の場合、麻酔が切れていくまでの時間が平均的な場合に比べてかなり長かったようで、長時間の間ベッドの中で上半身だけの自分の感覚で過ごしたのです。

その時に思ったのですが、下半身(主に太ももの外側の辺り)を幾度となく手で触れてみたのですが、何かの物体に触れてる感じしかせず。

コレは自分の身体半分がなくなってしまったかのように感じた反面、それでも「自分」という感覚は1ミリも変化していないなと。

つまり、自分という感覚には少しも損傷がないということに気づいたのです。自分とは身体ではないということを如実に現しているということになりますね。

このような経験でも、自分は身体ではないということに気づかせてくれる絶好のチャンスになったということですね。 

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こちらの動画も是非ご視聴ください。

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