この2ヶ月くらいの間の自分のターゲットは、自分は身体の中に閉じ込められているという感覚から解放されるというもの。
そのために様々な思考実験を考案しては実践してみてを繰り返してきたものの、そう簡単には解決するような類のものではないです。
とはいうものの、ほんの少しずつではあるけれど、ああそうか、という瞬間はやってくるようになってきたのです。
その中で、一番やりやすかったのは、やはり視覚を閉ざすというやり方ですね。目を閉じていることで身体も周囲の現れも同時に消えてくれるのです。
そうすることで、自分というものの場所も消えてしまいます。この時には、完全に身体の中にいるという妄想は無くなってくれるのです。
それはそうですよね。身体自体が消えてくれるのですから、その中にいるという感覚も同時に無くなってくれるわけです。
さらに言えば、ここから向こうを見ているという錯覚からも解放されるので、目を閉じていれば肉体との結びつき自体が消えてくれます。
問題は目を開けた状態に戻った時に、どうしても思考が身体の中にいるという思い込みを瞬時に発動してくるのです。
そのことに気づきましたね。要するに、目を開けている時に目を閉じていたときの感覚を忘れなければいいだけだなと。
最近ちょっと思ったのは、目を閉じた状態と開けた状態の間、つまり薄目を開けている状態にすると、現れは現れどそれに惑わされることは減るなと。
こんな感じで自分なりに工夫しつつ、実践するしかないなと。そして飽きずに、もっともっと実践していく必要がありそうです。
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