身体の中に閉じ込められてるという感覚から解放されたくて、これまでさまざまなワークを考案しつつ実践し続けてきているのです。
そして、例によって目を閉じて身体を意識すると、スーッと身体は消えていってしまうようにはなったのです。
その時ふと、ああ身体の中って空洞だなっていう感覚がやって来たのです。身体の中は肉や内臓や骨などでぎっしり詰まっているというイメージがあったはずなのに。
その空洞さがやって来た時に、物体だと思っていたものの実体がやはりなかったんだと、改めて気付かされたのです。
この身体は、壁やテーブルなどと同様に現れでしかなくて、中身はなかったんだということがより明確になったのです。
もっとはっきり表現してしまえば、「身体はない」ということです。そしてこの感覚は、目を開けた状態でもしっかり残っていてくれるのです。
これは自分にとってとても大きな成果かもしれません。さらに、身体の中に閉じ込められている感覚をなんとかする必要もないということにも気づけたのです。
「〜な気がする」を無理に解決しようとせずに、直接経験の検証を続けていけばいいのだということですね。
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