非二元の中へと入っていくと、ここには誰もいないとか身体もないということに気づくことができます。
ところが、不思議なことなのですが、これまでの二元の世界での見え方が何か変わったのかというとそうでもないのです。
というか、見え方や感じ方には少しの変化もないのです。それなのに、ここには身体がないというのも明確になっているのです。
これはどれほど他人に説明しようとしたところで、簡単には理解してもらえるようなことではないのは当然です。
かつて、探究の唯一の手段として瞑想を続けていた時には、覚醒に近づくにつれて自分の普段の感覚が変容するはずだと思い込んでいたのです。
けれども、そういうことではないのですね。これまで通りの見え方、感じ方が続く一方で思考による作り込みを分離できるようになるだけなのです。
その結果、元々の経験、体験が明確になるということなんですね。これが本当にあるがままを体験するということなのかなと。
それこそが非二元のワールドなのですね。
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