どんなにリアルな感じがしても実体はない

もうかれこれ20年近く前のことになるのですが、あるセミナーに参加しているときに、自分はこれまでの自分とは違うと感じたことがありました。

自分の名前を心の中で呟いた時に、若干の違和感があるのを感じたのです。ああ、ここが人生の一つの区切りになるのかなと思ったのを覚えています。

だからと言って、人間を辞めたわけでもないし、人生はこれまで通りに続いていくことに違いはないのも分かっていました。

その事と似たようなことを最近また感じるようになったのですが、ただそれは似て非なるものとも言えるのです。

というのも、自分の名前を唱えた時の違和感があるまでは同じなのですが、今度は人間としての自分が遠いものに感じられるのです。

この世界、この自分の人生というものが全て幻想だという感覚がとても大きくなってきてしまったような感覚なのですね。

意識が拡大している感覚が、個人であることを忘れさせるというのか、個人としての自分が小さくなったような。

決して嫌な感じではないですが、かと言って爽快な感じがするというわけでもなく、特別な感じは何もない。

下の画像のような目に鮮やかな景色を間近でみて、そのリアル感を感じても、それでもその実体のなさはもう拭えない。

身体が不調になると、また戻されもするけれど、もうこの感覚がなくなってしまうということはないのでしょうね。

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