手に入れたものと失ったもの

小学生の頃にビートルズの曲を初めて聴いた時に、自分の中で衝撃が起こって何かが弾けたような感じがしたものです。

特に、メンバーの一人であるポール・マッカートニーが大好きになって、彼が作る曲を聴いて天才だなと憧れていました。

こういう人は欲しいものは全て手に入る人生なんだなと。お金、名声、友人、才能。彼は、自分が欲しいと願うものをその最大級のレベルで手に入れたんだと。

ところが今になって、彼の人生を遠くから客観的に眺めたときに、どれほどの苦しみがあったのかを少し知ることになりました。

14歳の時に最愛の母親を病気で亡くし、超有能なマネージャを亡くし、ビートルズから脱退することでビートルズ自体も無くしたのです。

その後、最高の友人であるジョン・レノンを亡くし、最愛の妻を母親と同じ病気で亡くし、弟分のようなジョージ・ハリソンも亡くしたのです。

不思議なもので、手に入れたものと失ったもののバランスが取れているのかなと思ったりもするのです。

こう言った考えは二元的なものでしかないのですが、それにしてもなんとなくそんな法則がどこかで働いているように感じてしまいますね。