意識の中で私という体験が起きている

私たちは常に自分ありきの考え方をしています。自分には、意識があって、考えることもできて、人生のあらゆる決断をする主体なんだと。

自分には心もあって、感情が出てくることもあるし、気分が揺れ動いてみたり、気持ちが高湯することもあるのです。

自分の身体からやってくる身体感覚や、五感を通してあらゆる外部の情報を取得しつつ、自分独自の体験をしているのだと。

けれども、これは事実のように感じているだけで、想像の類でしかありません。本当は、そうした「私」という体験が意識の中に起きているのです。

いつも言っているように、体験には二種類があって、一つは直接の体験であり、そこには誰もいないし、何もないのです。

もう一つの体験は、思考体験です。つまり、思考を駆使した物語の体験です。そして、そこにこそ「私」という自我としての体験があるのです。

私が意識を持っているのではなく、意識の中で私という体験が起きているのです。この両者の違いは決定的ですね。

このことが明確になると、非二元がなんなのかが分かる様になるはずです。