心の癒しというのは、その人に特有の生きづらさなどの原因を探り、その部分の傷を修復することで人生をもっと生きやすいものへと変えていくのが目的です。
つまり、この場合の癒しというのは「自我の癒し」なのです。あくまでも自我ありきなのです。なので人類に普遍的な苦しみからの解放を目的としてはいないのです。
ということは、本来私たちが共通に抱えている苦しみからの解放を目指すのであれば、自我の虚構を暴いていく必要があるのです。
ではなぜ初めからそのような虚構を暴く作業をしないのかというと、そうした作業を病んだ自我の心が邪魔をする可能性が高いからです。
だからまず初めに癒しを進めていき、自我の抵抗を小さくしつつ本来の我々の目標である気づきの方向へと進めていくことが大切なのです。
けれども、もしも癒しの段階で思うように癒しを進めていくことができずにいて、そうした自分を責め続けてしまうのであれば、それは悪循環になってしまいます。
万人に共通する理想の手順などというものはありません。個人個人の特性に合わせて、臨機応変に進めていければ一番いいのです。
癒しのことを一旦忘れて、瞑想をするでもいいし、非二元の探究をするでもいいのです。決まった正解というものはないのですね。
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