独りぼっちからただ在ることに

皆さんには、耳にタコができたかもしれませんが、何度でも言います。不安と孤独は自我にはつきものだということ。

正確に言えば、不安感と孤独感ということになります。「感」の字を入れないと、本当は別の意味になってしまうので。

今回、特に言いたいのは孤独感の方です。孤独感は当然人間が感じる「苦しみ」の一つなので、歓迎されないわけです。

そのため、孤独感から遠ざかろうとして、それをできる限り感じないようにしようとして、日々努力している人がたくさんいるのです。

例えば、絶えず忙しくしているとか、いつも誰かと一緒にいるようにするなどすれば、確かに表面的には孤独をあまり感じずに済むのです。

けれども、もしもそうした生活を延々続けてしまったとしたら、いずれ年老いて行った時にそうしたごまかしができなくなる時が来るのです。

その時にそれこそ地獄を見ることになるでしょうね。そうならないためにも、可能であれば孤独でいることをお勧めします。

なぜなら、人間は独りぼっちでいる時にこそ、自分の内側へと入っていくことができるからです。

独りぼっちを否定的に捉えないことです。それ無くして、どんな成長もないというくらいの理解が必要なのです。

自我が付いていけないくらいに内面深く入っていくことができた時、独りぼっちからただ在ることに変わっていくのだと思いますね。

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