ある人の動画を見ていて、非二元では視点というものがないという話を聞いて、ああ確かになあと思ったのです。
ものがなくて、実体がなくて、ということは自分の肉体もないわけで、そうなると自分の肉眼もないので、見る視点というのはないということになるのですね。
で、それはそうなんだろうとは思うものの、じゃあ一体視点がないってどういう感じなんだろうなあと、いつものように疑問を感じるわけです。
この2〜3週間、そのことについてずっと気になっていたのです。それが、ヒョンなことから解決してしまいました。
それは、もう10年以上前になりますが、ダグラス・ハーディングという人の本を読んで、その中に書いてある実験をやった時のこと。
突然、自分の首から上の部分、顔や頭の部分が消えてしまうという体験をしたことがありました。このことは、動画にも挙げたことがあります。
その状態になると、身体(特に頭)の内側から肉眼を通して、外の世界を覗いているという感覚が消えてしまうのです。
ここから外を見てる自分がいるという感覚がなくなって、外側と内側の分離も消えてしまい、ただ視覚だけがあるという感じになるのです。
視点がないって、ああこれだったんだなと。ダグラスさんは、非二元ということは一切言ってないのですが、色々今後も参考になることはありそうだなと思っています。
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こちらの動画も是非ご視聴ください。