公共貨幣と債務貨幣

私自身も含めて、多くの国民がお金の心配をしなくてもいい社会になったらいいのになとずっと思ってきましたね。

それで、昨年の6月から貨幣経済から循環経済へという理念のもと、対価を頂く代わりに支援の形をとらせていただいたのです。

この半年強の間に、様々な新たなクライアントさんがいらして、このシステムがうまく機能することもありました。

ただし、ルシッドのような弱小サロンでは当然限界があって、似たような理念をもった団体と一緒にやる方法があればいいなと思って模索しています。

そんな中で最近知ったことなのですが、みなさんは国(日本政府)が発行しているお金って、国内のお金の総額のたった0.3%に過ぎないという事実をご存知ですか?

国発行のお金のことを公共貨幣と呼ぶのですが、これは1円から500円の6種類の硬貨のみなのです。

え、どういうこと?とにわかには理解しづらいですよね。じつは、残りの99.7%のお金は紙幣なのですね。

紙幣に「日本銀行券」と印刷されているのをご存知ですか?これは、企業や家計や国が銀行から借金するときの借用証書なのです。

だから、この紙幣のことを債務貨幣と呼ぶらしいのです。お金の貸し手は日本銀行や銀行です。これびっくりですよね?

銀行というのは、日本銀行も含めて公のものではないのですから、どう考えてもこれは異常なことですね。

つまりほとんどの国民は、このようなあり得ない状態を知らずに過ごしているということです。ちなみに、世界の各国において中央銀行(日本は日本銀行)がない国というのはごく少数らしいです。

今後こうした事実が知れ渡ることで、何か抜本的な変革がなされることになるかなと、そう希望しています。

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こちらの動画もぜひご視聴ください。

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