今東京はすごい雪が降っています。雪が降って喜ぶのは子供たちと用のない大人だけでしょうか?明日の朝、出かける用事がある人にとっては雪は悩みの種になるでしょうね。
大人でなくても、特に今は受験の時期なので、明日が試験当日だったりしたら交通がマヒして大変なことになりますね。何事もないことを祈ります。
小学生の頃、ふと気がついたら雪が降っていて大喜びで外に出て、近所のみんなに「雪が降ってるよ~!」と叫んで教えたことがありました。
そうすると、みんな外に出てきてそのうち結構な人数が集まって、一緒に雪遊びをして楽しんだことがありました。子供は無邪気でいいですね。
でもその頃から大人は雪を好まないというのも知っていました。とにかく雪を目のかたきにしているようで、悲しかったのを覚えています。
自分はそんなつまらない大人には絶対になるもんかと思っていたはずなのに、気がついたら雪はやっかいで困るというのが自分の中で当たり前になってしまっていました。
本当にすべての人にとって、喜びをもたらしてくれるものってあるのでしょうか?誰かにとって嬉しいことでも、ほかの人にとっては面倒に感じるかもしれません。
猛暑の夏や厳しい寒さの冬というのは、家電などがよく売れて景気には好条件な面もあるらしいですが、身体が弱っている人やお年寄りにとっては、ダメージが大きくなって辛いことだと思います。
物理的なことというのは、このように必ず誰かにとってはいいことでも、ほかの誰かにとっては悪いことになるのです。
すべての人が喜ぶこと、それはきっと目には見えない内面的なことだと思います。そして、それは誰にとっても同じ一つのことに違いありません。
それが本当の幸せというものです。それは、心が満ち足りていて、愛に溢れる思いを感じている状態なのだと思います。
この世界のすべての人の心が同じように、愛に満ちて幸福でありますように!誰一人としてそれから外れることのありませんように!