昔からずっと疑問だったのですが、離婚したがっている人がいるのに、国がそれを認めないってどういうことなんだろう?と。不思議じゃないですか?
結婚するときには、当事者二人の同意があればOKだというのは分かるのですが、離婚はどちらか一方でもそれを望んだらできるのが自然だと思うのです。
もうあなたとは一緒に暮らしたくないと相手が言っているのに、駄々をこねて離婚したくないと訴える人もいて、それは本当に困ったさんだと思います。
けれども、そういう人がいるのは分かるのです。精神的な問題がその人にあるのだろうと理解できるから。けれども、一体どんな権利があって離婚はさせません!と国が言えるのか?
結局、愛し合っているから結婚するというのは表向きだけで、ある種の保証制度なんでしょうね。一度結婚したからには、愛がなくなったとしてもそう簡単には離婚させませんよ!と。
離婚されたら困る、離婚したくないという人を保護しなければならないために、誰もが認める正当な理由がなければ離婚はしてはならない!ってこと。
だけど、離婚を望む一番分かりやすい理由は、一緒に暮らしたくなくなったということで、それ以外は本当にどうでもいいことだと思うのです。
逆に、法律上は愛があるかないかなど、どうでもいいというのが根底にあるわけですね。そうなってしまったのは、この世界には愛が見当たらないからでしょう。
つまるところ、私は結婚制度に反対ってことです。そんな私が、もうすぐやってくる息子の結婚式の披露宴で、挨拶をするのですから、危険人物間違いなし!