人の行為というのは、それがしたいことだからするのか、義務としてするのか大きく二通りがあると思います。
もしもあなたが、義務として何かをするのなら、必ずその代償を求めることになるということに気づくことです。
逆に、そうしたいからするというなら、どんな見返りも求めるはずがないのです。見返りを求めるのなら、それは取り引き、そこには愛はないと気づくことです。
もしもあなたが、親に義務感から育てられたとしたら、必ず怒りを溜めることになるはずです。なぜなら、そこには愛がないと分かってしまうからです。
義務感で子供を育ててしまうと、これだけのことをしてあげたのだからという親になってしまうのです。
子供の側からすれば、そんなことはどうでもいいことです。自分はただ分かって欲しいだけだったのにと思うはずなのです。
人は、義務で生きるのをやめねばなりません。義務ではなく、愛で行動を起こすことです。愛はどんな見返りも求めないからです。だからこそ、結果がどうであれ不満になることがないのです。
自分が義務から行動しているのか、愛からなのか、いつも気づいていることが大切なことですね。