プラクティス #6

先日、ゲシュタルトを変えるというプラクティスを書きましたが、それと同じ効果を期待できるプラクティスです。

部屋に独り坐っていて、その部屋の空間を見るように言われたら、その空間を見ることができるでしょうか?実際には、壁とか床、天井や窓を見てしまいますよね?

なぜなら空間は見ることができないからです。それでもめげずに、その空間を見るような感覚でいると、どこにも焦点を合わすことなく虚空を見つめることができるようになります。

その時、どんなゲシュタルトも使わずにいることになるのです。目をパッチリ開けたまま、何も見ずにいるということができるようになると、その瞬間何かが変化するのを感じます。

それが全体性を感じている瞬間であり、すべての物語から抜け出ている瞬間なのかもしれません。そのとき、自動的に思考も緩むので、瞑想が苦手な人にもお勧めのプラクティスです。

よかったら、是非試してみて下さい!

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