マインドフルネス? ノンデュアリティ?

最近マインドフルネスという言葉を、あちこちでよく聞くようになりましたね。みなさんはどうでしょうか?きっと私だけではないはずです。

何のことを言っているのかというと、このブログでずっと伝え続けていることと、それほど違いはないのだろうと思うのです。

要するに、今この瞬間に気づいているということ。できるだけ思考を落として、意識的な状態を保つということのようです。

人間て不思議ですね。何かこう特別に耳当たりの良い単語や言葉があると、それに反応してそれに興味を示すようになるのです。

日本人に特有なのか、私自身にも該当することなのですが、どちらかというと欧米から入ってきた言葉の方が、何か恩恵があるかのように聞いてしまうのです。

マインドフルネスもその一つですね。ノンデュアリティというのも、日本語にすれば非二元ということなのですが、それよりもノンデュアリティといった方が耳に残るのです。

で、マインドフルネスもノンデュアリティも、今までさんざんこのブログで書いてきたことなのですが、新しい何か特別なことのように感じてしまうのです。

興味を持つためのきっかけとして使うのでしたら、何でも構わないのですが、それが単なる耳新しい物好きを刺激して終わってしまうことのないように。

これまで学んできたことと同様に、一つの新しい知識として捉えてしまうなら、マインドフルネスもノンデュアリティも、全く役に立たない概念の一つになってしまうでしょうね。